週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

野村不動産 東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業

2017.08.14 12:49

特定業務代行者・参加組合員として事業参画
 野村不動産(東京都新宿区)は前田建設工業(東京都千代田区)とともに「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」の特定業務代行者に選定され、併せて参加組合員としても選定され事業参画すると発表した。
 同事業では地区内の木造住宅が密集し細分管された宅地を共同化し高度利用することによって地区全体の不燃化を促進するほか、道路拡幅や賑わいと憩いの創出を図るために新たに2つの広場を設ける。また、周辺居住者の利便性向上のために「東池袋」駅出入り口のバリフリー化を図るほか、1階~3階部分には店舗と生活支援施設(保育所・クリニックモール等)を誘致するなど地域の魅力を高める施設づくりを行っていく。
 同事業の施行区域は「豊島区新庁舎」など、近年開発が進む「池袋副都心」の東側エリアで「池袋」駅からグリーン大通りを東南へ約1km、現在事業中の都市計画道路補助81号線との交差点に位置し東京メトロ有楽町線「東池袋」駅4番出口を含む街区となっている。なお、周辺では同社が参加組合員として参画済の「東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業」が施行中となっている。
 同事業の概要として延床面積は約3万650㎡、敷地面積は約2660㎡。規模は地上36階地下2階となっており用途としては住宅(総戸数約230戸を予定)と店舗・事務所、駐車場などとなっている。2019年6月に工事着手し、2022年4月に竣工を予定している。

PAGE TOPへ