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大成建設 BIMに工期・コストを連動 施工管理支援システム開発

2017.07.24 17:22

 大成建設(東京都新宿区)はBIM(Building Information Modeling)データに工期・コストに関する情報を連動させた施工管理支援システム「T―BIM5D」を開発した。
 一般的に建設工事では計画工程と実際の施工状況を比較することで工事の進捗状況を把握するが現場では様々な工種の工事が複雑に絡み合うため経験豊富な工事関係者でなければ性格な進捗状況を把握することが難しい。そこで同社は工事の進捗状況を迅速かつ確実に見える化及び数値化して工事の専門家以外であってもその進捗を容易に確認できる施工管理支援システムを開発した。
 同システムの特長は工程表のスライドバーを動かすことで計画工程、実施工程それぞれの施工状況をアニメーション化して視覚的に把握することが可能。さらに特定日時での工事進捗を把握したい場合には入力した日時における進捗状況を確認できる。工程については計画より先行している部分、予定通りの部分、遅延している部分に色分けして視覚的に把握が可能。早期に対策を講じることができる。また、進捗段階でのコストも表示されるのでコスト管理も行える。

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