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リビング・エージェント レンタルオフィス「働き方改革」に対応

2017.07.24 17:36

コンシェルジュ付き会員制オフィスラウンジ開業
 リビング・エージェント(東京都品川区)は先月19日、旗艦施設となるコンシェルジュ付会員制オフィスラウンジ「Connect―Lounge神田」を開業させた。同社が運営中の小規模レンタルオフィス「ビズサークル」やコワーキング「ビズコンフォート」とのネットワーク化を推進し、企業の「働き方改革」への対応を目指すのが狙いとなる。
 「Connect―Lounge神田」はJR「神田」駅から徒歩2分に位置する「神田東山ビル」7階、8階に開設。広さは約120坪を誇る。代表取締役の阪谷泰之氏によると「これまで当社が手掛けてきたワーキングスペースは20~30坪程度の広さしかなく、多角化する利用目的に対応しきれていなかった。例えば、自習室として活用しているユーザーにとってはパソコンのタッチ音がするだけで集中力を乱すケースもある。今回開業した『Connect―Lounge神田』では異なる働き方に対して8つのブースを設けて対応した」と説明する。
 7階にはコンシェルジュが対応する受付がある他、カフェブース、カンファレンスブース、スタディブース、サイレントブース、リラックスブースがある。カフェブースは大型テレビで常時スポーツチャンネルを放映するスポーツバーのような雰囲気。フリードリンクを用意しており、気分転換や簡単な打ち合わせが行える。別途予約でセミナールームとしても利用できる。また、カンファレンスブースは開放型の小型ミーティングスペース、ミーティングブースは個室型のセミナールームだ。サイレントブースはパソコン使用可能な自習室、スタディブースはパソコン使用も禁じており、防音性能も高い。リラックスブースはソファベッドを用意しており、休憩できる。一方、8階には間仕切りで仕切った個室タイプのリザーブドブースの他、ワークブースは形の異なる机と椅子、さらに畳仕様のミーティングスペースを開設。バランスボールやヨガマット等も用意、ウッドデッキを配したベランダもパーティースペースとして利用できる。高速Wi―Fiやプリントサービス、セキュリティにも気を配り、24時間施設を利用できる。
 全日プランは1万6000円。セキュリティカードが貸与され、リビング・エージェントが運営しているすべての施設を利用できる。阪谷氏は「テレワークを導入する企業が増えている。当社が運営する55の小規模レンタルオフィスは居住エリアに近く、サテライトオフィスとして法人契約を増やしていきたい」と抱負を述べる。
 レンタルオフィスでも業界でも「働き方改革」への対応が進められているようだ。

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