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パナソニック 宅配ボックス実証実験、再配達激減

2017.06.12 17:41

 パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は8日、宅配ボックス実証実験の最終結果を発表した。福井県あわら市が進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、あわら市在住の共働き世帯を対象とした宅配ボックス実証実験を2016年11月より開始。2016年12月~2017年3月末の実証実験をまとめた結果、宅配ボックス設置により再配達率が49%から4カ月平均で8%に減少したという。それにより約222・9時間の労働時間の削減、約465・9kgのCO2を削減した。
 2016年10月18日よりモニター募集を開始。2016年11月中にモニターを106世帯に決定し、宅配ボックスを設置した。2016年12月1日より実証実験を開始。4カ月間の宅配便の配達状況についてモニター世帯にアンケート調査を実施し、回答した延べ417世帯のデータを集計した。

◎【再配達率】
2016年10月:49%(開始前)
2016年12月:8%
2017年1月:9%
2017年2月:6%
2017年3月:10%
累計:平均8%

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