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アンテフィックス 意匠性に富んだ繊維強化プラスチック装飾材

2017.05.22 17:19

 アンテフィックス(東京都世田谷区)は、意匠性に富んだ繊維質強化プラスチック装飾材FRPを開発し、使いやすさと安心とくつろぎの空間の実現を提供している。FRPとは、ガラス繊維強化プラスチックであり、複合材のひとつで、「繊維質強化材で強化されたプラスチック」の事だ。なかでも一般的に使用されているのは、不飽和ポリエステル樹脂をガラス繊維で強化したもの。「GRG(ガラス繊維強化石膏)」は同じく意匠性に富み、天井ドーム、壁面装飾、装飾柱、意匠の細かいボーダー等に最適な製品。3~10kg/㎡と軽量かつ厚みも約5~7mmで高強度。構造負担が少ない。意匠としても、形状・大きさを選ぶことがなく、表面を金属質、木質、石質、陶器質、モルタル質、生物などはもちろん古びた感じや風化した感じなど自然の質感を実現。また、金箔やタイルなどを貼り付けたり、光を透過させることも可能で非常に表現力に長けている。型製品のため、大量生産にも適している。水や海水に強く、金属のように錆びたり、木材のように腐食しないので高い耐食性をもっている。引張りの強さ、耐腐食性に優れているので、雨ざらしの外部にも設置が可能だ。また「GRG」ガラス繊維強化石膏は石膏をガラス繊維で補強し、曲げ・引張・せん断強度・耐衝撃性に優れる製品となっている。骨材を用いないため、ボールト・天井ドーム・装飾天井・装飾柱・意匠の細かいボーダー等に最適で、石膏のため不燃つくりとなっている。

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