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阪神電気鉄道/西日本旅客鉄道 阪神電鉄とJR西日本初の共同開発

2017.05.15 10:50

ホテルと商業施設を2019年春に開業
 阪神電気鉄道(大阪市福島区、以下阪神電鉄)、と西日本旅客鉄道(大阪市北区、以下JR西日本)は阪神電鉄が所有する大阪市福島区の福島5丁目所在の土地と、その土地に隣接するJR西日本が所有する同7丁目の土地をホテルと商業施設が入居する複合ビルとして初の共同開発を行うと発表。開業は2019年春を予定している。
 両社がそれぞれ所有する土地はJR大阪環状線の「福島」駅から徒歩3分、阪神本線「福島」駅からも徒歩6分の好立地にあるが、その土地の形状などから十分な活用が図れずにいた。これを受け、土地の高度利用を目的とする協議を進め、共同開発する計画の合意に至った。これまで阪神電鉄・JR西日本は阪神電鉄が「『たいせつ』がギュッと。」のキャッチフレーズの下、推進している、住みたい、働きたい、訪れたい沿線にするための各種の施策やJR西日本グループが展開する「大阪環状線改造プロジェクト」にて地域と共に沿線の活性化に注力している。この事業により国内外から関西へ訪れる観光客増加に伴う宿泊施設の不足に対応するとともに沿線の利便性をさらに高め、「住みたくなる」、「行ってみたくなる」沿線づくりを推進する。
 建物の概要としては延床面積1万1079㎡、敷地面積2584㎡。地上12階建てとなっている。地上1階~12階をホテルゾーン。地上1階~3階には商業ゾーンとして運用していく方針。今後のスケジュールとしては2017年8月より着工し、2019年春に開業を予定している。

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