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東京建物/東京建物アメニティサポート 積極的M&Aでシナジー発揮を図る

2017.04.10 17:25

管理会社2社の株式を取得
 東京建物(東京都中央区)は西新サービス(東京都足立区)の株式を日立ビルシステム(東京都千代田区)より先月31日に約84%(既取得分を含め累計約90%)取得。また、東京建物の100%子会社である東京建物アメニティサポート(東京都中央区)は中銀インテグレーション(東京都中央区)のマンション管理事業の一部を今月1日に吸収分割により承継したと発表した。
 ビルやマンションの管理において顧客に提供するサービス水準はますます高度化、結果として管理業界における事業再編や競争激化が進むなど、事業を取り巻く環境は日々変化している。このような外部環境を踏まえ、更なるスケールメリットを生かした管理サービス品質の向上と東京建物グループの一層の事業拡大を目的に、東京建物が全国でビル・商業施設等の管理・清掃(約450カ所)、ホテル管理(40カ所)、マンション管理(約3万戸)を展開する西新サービスの株式を取得し連結子会社とすること、および東京建物アメニティサポートがシルバー向け住宅事業を中心とした不動産事業を展開する中銀インテグレーションから、同社が管理する約9500戸の内、首都圏を中心とした一般分譲マンション約4000戸を承継する。
 東京建物グループは中期経営計画にて掲げる「次も選ばれるためのソフトの強化」を実現すべく、管理会社のM&Aやグループ会社間のシナジー発揮による更なる管理サービス品質の向上を図る。

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