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近鉄不動産 既存ビルをリニューアル宿泊施設として今秋開業

2017.03.27 16:38

 近鉄不動産(大阪市天王寺区)は22日、近畿日本ツーリスト(東京都千代田区)が京都市中京区に所有していた事務所ビルを取得し、商業ビルへとリニューアルを行いファーストキャビン(東京都千代田区)へ賃貸すると発表した。物件の2階から8階において、飛行機のファーストクラスをイメージし、低料金ながら大浴場やラウンジなど充実したサービスで好評のコンパクトホテル「ファーストキャビン」を導入し、ファーストキャビンが運営業務を行う。
 今秋開業予定の「ファーストキャビン京都三条(仮称)」は、京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩4分、京阪本線「三条」駅から徒歩5分、阪急京都線「河原町」駅から徒歩8分で、観光・ビジネスにおいて利便性の高い好立地に位置していることから、観光需要により京都市内で宿泊施設が不足していること、取得したビルの仕様などから、既存建物のホテル転用に実績のある「ファーストキャビン」の導入を決定した。客室数は126室を予定しており、ビジネスクラス・ファーストクラスと客室のサイズが異なる2つのタイプを用意。近鉄不動産では近鉄グループのCRE戦略を担う企業として、グループ不動産の有効活用の検討を今後も行う考えである。

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