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クラウドポート 「ソーシャルレンディングサミット」開催~認知度を高め役割拡大を~

2017.03.20 13:16

 今月8日、東京ミッドタウンコンベンションホールにおいて、クラウドポート(東京都渋谷区)主催の「ソーシャルレンディングサミット」が開催された。同社はソーシャルレンディング事業者の比較サイト、およびソーシャルレンディングに特化したウェブメディアを展開している。
 サミットには、maneoマーケット、クラウドクレジット、ロードスターキャピタル、ラッキーバンク・インベストメント、インベスターズクラウド、CAMPFIREの6社の代表者が登壇。クラウドポート代表取締役の藤田雄一郎氏を交えて、そもそもソーシャルレンディングとはどのようなものか、加えて各事業者より特長や強みを話した後、業界の課題やソーシャルレンディングの今後についてディスカッションが行われた。
 「サミットは当社初の開催となります。今回の第1回目ではソーシャルレンディング業界の第一線で活動する事業者を集めることができました。ソーシャルレンディングはここ数年で一気に火がついて、わが国での事業者数の増加に結びつきました。資金提供者にとっては新しい投資手法になるとともに、資金需要者にとっては金融機関などからのファイナンスが難しい場合に、それに代わる資金調達手段となることができます」(藤田氏)
 今回のサミット開催の経緯は、このような投資家・資金需要者の双方にメリットが大きいにも関わらず、一般的にはソーシャルレンディングへの認知度がまだ低いことが念頭にあった。「このサミットがソーシャルレンディングの認知度向上に貢献できれば」と藤田氏は意気込みを話し、次のように続ける。
 「ソーシャルレンディングはただ投資の手段としてだけでなく、まちづくりなどへの参画も可能にしています。より広い層にこの意義を伝え、彼らが参加していくことで、ソーシャルレンディングが果たせる役割は増えていきます」
 同社では第2回目の「ソーシャルレンディングサミット」も計画している。不動産業界にとってこのうねりは、大きな変化の到来を予期させるものだ。

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