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阪神電気鉄道/ファーストキャビン 西梅田にコンパクトホテル開発 沿線の利便性向上を視野

2017.01.16 13:33

 阪神電気鉄道(大阪市福島区)は10日、簡易型ホテル事業へ参画することを発表。今秋を目途に大阪市福島区の阪神本線「福島」駅から徒歩約1分の旧線路跡地(現在は駐車場)において、第1号となる直営ホテル「ファーストキャビン阪神西梅田(仮称)」を開業する。着工は今月を予定。 
 全国で8施設を展開(1月1日現在。今春12施設に拡大予定)しているファーストキャビン(東京都千代田区)と提携して開発するもので、国内外から関西へ訪れる観光客が増加する中、大阪を中心として、現在課題となっている宿泊施設の不足に対応しようとすることが狙いだという。
 今回、新たに開業するホテルは「URBAN RETREAT(都市の隠れ家)」をコンセプトとし、「ファーストキャビン」ブランドとしては大阪キタで初の出店となる。既存の「ファーストキャビン」施設同様、男女別専用のエリア(1階は女性専用フロア、2階は男性専用)を設けることで、女性客も利用しやすい。また、夜間はバーとなるカフェも併設するなど、よりデザイン性の高い、スタイリッシュでラグジュアリーな空間づくりを目指しており、若年層を中心として、ビジネス客だけでなく、観光客の利用も見込んでいる。
 建物は低層でありながら、目地を最小限とし、白を基調とした外観が特長。細長い形状を生かして連想窓のラインを備えたシンプルで洗練されたファサードとなる。客室は飛行機のファーストクラスをイメージした客室「キャビンユニット」を採用。男性用92室、女性用55室を設ける。フロントエリアではITを活用しながら阪神沿線の魅力を発信し、コワーキングスペースも開設予定。
 阪神電鉄は「今後は本事業拡大に向け、他社物件も含めた駐車場やビル等の施設を活用しながら、沿線内外での多施設展開を図っていく予定」としている。


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