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住友商事 米国アトランタ市でオフィス取得 3棟で構成、賃貸床面積8万5073㎡

2017.01.02 14:17

 住友商事(東京都中央区)は先月21日、米州住友商事(米国ニューヨーク州)を通じてアトランタ市でオフィスビル「アトランタファイナンシャルセンター」を取得した。アトランタ市バックヘッド地区中心部に位置し、地上12階建ての南棟、19階建ての東棟、12階建ての北棟の3棟構成。賃貸床面積8万5073㎡。
 アトランタ市は、米国南東部の中核都市で、都市圏人口は全米9位の約570万人にのぼり、全米国内でも人口増加率が高く、経済面でも成長著しい地域の一つとなっている。また、多くの国際的な大企業の本社があり、加えて世界最大の旅客量を誇り、全米各地へのアクセスが容易なハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ空港がハブ空港として重要な機能を有していることから米国南東部有数の経済拠点になっている。バックヘッド地区は空港から伸びる高速道路と「MARTA」と呼ばれる公共鉄道機関を利用できる交通至便な地域であり、高級ホテルや大型商業施設も数多く集積。多くの金融機関や法律・会計事務所などがオフィスを構えているが、近年は周辺地での住宅開発も進み、職住近接型のオフィスエリアとしても人気の高いエリアとなっている。
 住友商事は1982年にニューヨーク市マンハッタンのオフィスビル取得を皮切りに、約33年間にわたりオフィスビルを売買・賃貸運営してきた。現在、サンディエゴ、シカゴ、マイアミにオフィスビルを保有している。

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