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スペイシー/Connected Design 貸会議室で実証実験開始

2016.12.19 16:15

スマートロックなどIoTを活用 
 会議室シェアサービス「スペイシー」を運営するスペイシー(東京都目黒区)と、IoTを活用したスマートライフ事業を展開するConnected Design(コネクティッド・デザイン、東京都世田谷区)は「スペイシー」に掲載されている貸会議室の運営を行う運営会社や会議室を利用者の利便性の向上を目的とした実証実験を14日より開始した。
   貸会議室業・レンタルスペース業を営む会社にとって、鍵の管理や会議室利用時に発生する鍵の受け渡しの煩雑さは長らく大きな課題だった。こうした業務生産性向上に向けたニーズの高まりを受け、スペイシーとConnected Designではスマートロック(電子錠)を用いた新たな会議室運営がこの課題解消に寄与すると考え、実証実験を行うに至った。
 今回の実証実験は、東京都港区高輪にある「スペイシー」に掲載されている貸会議室に、Connected Designが提供しているスマートロックを設置。同社が開発したIoT機器を管理するシステム「Connected Portal」を導入する。利用者は予約時に送られるメールに記載されたURLもしくは暗証番号により、貸会議室のスマートロックを有効時間内のみ、解錠・施錠が可能となる仕組みだ。貸会議室の利用可能時間に合わせて、鍵の解錠権限をメールで付与することにより、鍵の受け渡しが不要になる。これにより貸会議室の入退室に必要な鍵の受け渡しの手間の削減及び物理的に鍵を保管することによって生じるリスクが低減し、安全性の向上とスムーズな施設運営が可能になるという。

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