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電脳(OAランド) テナントのオフィスデザインを支援

2016.12.05 14:18

業家や中小事業者のニーズとは
 事務所を開設するテナントにとってオフィス内装はポイントとなる。働きやすさ、重厚感、会社のカラーなど重視する内容は違う。
 そのなかでコピー機・複合機のリースやオフィス家具の販売等を行っている「OAランド」などを全国展開する電脳(埼玉県所沢市)では事業として起業家支援、SOHO事業向け支援ビジネスを展開している。首都圏グループ第1営業チームリーダーの種田浩幸氏はリースや販売にとどまらない同社の事業について「起業したての事業者や中堅事業者は費用を抑えながらも、自らのカラーに合ったオフィスをつくりたいというニーズがあります。それに応えていくために当社では機器のリースや販売だけでなく、オフィスデザインをトータルでサポートしています」とのこと。
 最近のトレンドとしては床やアイボリー色からより明るめの白などを使う傾向があるという。「営業職が多くいるオフィスですと、フリーアドレスなどの需要も多くなっているのが最近の流れです。また働きやすいオフィスを目指すとともに、遊び心もあるオフィスデザインを希望されるお客さまもいらっしゃいます」と種田氏は話す。
 「当社の案件ではパターゴルフを行える部屋をつくりたいという希望があったことがあります。『社員がリラックスできる空間をつくりたい』ということで施工しました。昼休みや終業後に社員の方で遊んで頂いているとのことです」
 ビルオーナーにとっても従来のテナントだけでなく、起業家や中小オフィスをいかに呼び込むかが今後の経営で課題となる。様々な規模のテナントに応えるサービスとしてオーナーもこのようなトータルサービスがあることを覚えておきたい。

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