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東京急行電鉄/東京地下鉄 「中目黒」高架下に28施設

2016.11.28 12:09

時間を空間をシェアする「商店街」開業
 東京急行電鉄(東京都渋谷区)と東京地下鉄(東京都台東区)が共同で開発を進めていた「中目黒高架下」が今月22日に開業。東急東横線「中目黒」駅の中山昌明駅長をはじめ、出店企業全28施設の責任者によるテープカットが行われた。中山駅長は「施設の主役はお客様であり、店舗の皆様です。セレモニーでは施設コンセプトである『シェア』、また中目黒らしさを体現するためそれぞれが制服で参加しました。中目黒高架下が多くの皆様に愛されるよう、力を合わせて協力してやっていきますので、よろしくお願い致します」と挨拶を述べた。
 同施設は「中目黒」駅高架下の耐震補強工事にあわせて、駅周辺の高架下空間約700mにわたって有効活用したもの。開発コンセプトは「シェア」とし、高架下を「1つの屋根」と見なし、各入居施設と利用客が時間と空間をシェアすることで中目黒らしいカルチャーの発信地を目指す。
 中目黒にゆかりのある飲食店や地方で人気の高い関東初出店の店舗、さらにオフィスリノベーションの先駆けとして知られるリアルゲイト(東京都港区)が手掛けたオフィス・ショップ空間「NAKAME GALLERY STREET」など、個性豊かな全28施設で構成される。

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