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ファーストロジック 10月期の投資用不動産市場に変化 全物件種別で利回りが上昇

2016.11.14 16:10

 ファーストロジック(東京都千代田区)が運営する不動産投資サイト「楽待」が実施した「投資用市場動向データ 最新版2016年10月期分」によると、投資用不動産の全物件種別で表面利回りが上昇したという。全物件種別での利回りの上昇があったのは今年8月。それ以前は3年前の2013年7月にさかのぼる。3年間起こっていなかった利回りの上昇が直近で複数回起こっていることから、利回りが上昇傾向にあると見られている。利回りの上昇は家賃収入に対する物件価格の低下を意味するため、物件価格が下落トレンドに転じたことがうかがえる。投資用1棟アパートの表面利回りは前月比で0・45ポイント上昇。投資用1棟マンションも前月比0・18ポイント上昇。投資用区分マンションは0・34ポイント上昇している。調査期間は先月1日~31日まで。「楽待」に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件で対象エリアは全国。

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