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野村不動産 江戸川区初の組合施行市街地再開発 南小岩六丁目再開発に事業参画

2016.10.10 11:38

 野村不動産(東京都新宿区)は4日、清水建設(東京都中央区)及びタカラレーベン(東京都新宿区)と共に、先月30日に南小岩六丁目地区市街地再開発準備組合(東京都江戸川区)から「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」における特定業務代行者及び参加組合員として選定され、事業参画することを発表した。
 平成21年江戸川区によって策定された「JR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想」の実現に向け、平成24年7月に市街地再開発準備組合が設立。平成26年10月の都市計画決定を経て、今年12月に同組合設立予定となる。開発計画では、敷地内を1.街区、2.街区、3.街区に分割した施設計画とし、駅前という立地特性を生かした地域に開かれた空間を整備する。また、平成27年に完了し同地区に隣接する「南小岩七丁目西地区(市街地再開発事業・名称アルファグランデ小岩スカイファースト)」、今年8月に準備組合が設立された「南小岩七丁目地区(市街地再開発事業及び区画整理事業の一体施行)」等を結ぶ形でリングロードを整備する。野村不動産は参加組合員の幹事企業として、住宅保留床をタカラレーベン及び清水建設と共同で取得し、商業保留床を同社単独で取得する。低層部を構成する商業施設は地域の商店街と繋がる街の重要な動線となるため、同社が平成25年に手掛けた再開発「相模大野駅西側地区(竣工・開業)」における大型商業施設の保有・運営実績を生かし、街の賑わいに寄与する施設計画を策定する。 

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