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＜物流施設最新動向＞ＧＬＰ投資法人／産業ファンド投資法人

2016.08.22 16:51

首都圏・関西圏などで積極的な取得相次ぐ
　ＧＬＰ投資法人（東京都港区）は１６日、物流施設４物件の信託受益権取得を決定した。取得するのは神奈川県愛甲郡の「ＧＬＰ厚木２．」、埼玉県比企郡の「ＧＬＰ吉見」、神戸市東灘区の「ＧＬＰ深江浜」、宮城県黒川郡の「ＧＬＰ富ヶ谷４．」の４物件。取得予定合計価格は４２７億１０００万円で、取得日はいずれも９月１日を予定している。今回の物件取得により、同投資法人のポートフォリオは６３物件に拡大。取得予定価格ベースで４４２８億５４００万円となる。
　また、産業ファンド投資法人（東京都千代田区）は１５日、埼玉県加須市の物流施設「ＩＩＦ加須ロジスティクスセンター」の信託受益権を取得すると発表した。取得先はヒューリック（東京都中央区）で、取得日は９月１日。価格は約２３億６０００万円である。
　「ＩＩＦ加須ロジスティクスセンター」は、賃貸可能面積約１万７０００㎡。同投資法人では、１０年間の定期賃貸借契約による継続性を評価するとともに、東京都や首都圏への集配送が可能な立地、保管・配送拠点として汎用性の高いスペックなどを評価し、取得に至ったとしている。今回の取得で同投資法人のポートフォリオは４９物件、取得価格ベースで約２２００億円となる。