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東急不動産 都市型商業施設の開発を加速 東京・大阪の4カ所で事業着手

2016.08.22 16:53

 東急不動産(東京都港区)は9日、二子玉川・銀座・新橋・心斎橋の4つのエリアで都市型施設の事業化に着手したことを発表した。  同社は今年3月に「東急プラザ銀座」を開業したほか、組合員及び参加組合員として参画している道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業が本体着工し、渋谷駅周辺の再開発事業も本格的に開始している。2020年の東京五輪開催に向けてグローバル都市TOKYOへの脚光が高まるなか、同社は渋谷とその周辺エリアを含めた「広域渋谷圏」を中心に、将来を見据えた都市開発を都内各所で進め「都市間競争力の強化」に取り組んでいる。
 そうした状況の中で今回、二子玉川・銀座・新橋・心斎橋において、それぞれのエリアの魅力やニーズに合わせた都市型施設を新たに開発する。 ホテルやオフィスをリニューアルしたコンバージョン型商業施設など、4施設が2017年度に開業予定となっている。
 二子玉川の「(仮称)玉川二丁目計画」は「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」に近接する低層のマルチテナント型商業施設。建物規模は地上3階地下1階、敷地面積1158・16㎡、延床面積2614・52㎡。
 銀座の「(仮称)銀座一丁目計画」はオフィスビルの内外装を全面リニューアルし、商業ビルへ転換するコンバージョン型商業ビル。建物規模は地上7階地下1階、敷地面積174・88㎡、延床面積999・41㎡。
 新橋の「(仮称)新橋三丁目計画」は新橋「赤レンガ通り」沿いのカンデオホテルズを各テナントとした商業ビル。建物規模は地上12階、敷地面積463・69㎡、延床面積3847・58㎡。
 心斎橋の「(仮称)心斎橋筋二丁目計画」は関西の主要繁華街「心斎橋筋商店街」に位置する一棟貸のコンパクト型商業ビル。建物規模は地上2階地下1階、敷地面積436・66㎡、延床面積約1000㎡。
 東急不動産は「『まちづくり』の精神を大切に、今後も都心エリアを中心とする、立地特性に合わせた個性溢れる都市型施設を積極的に展開してまいります」としている。

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