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明電舎/日水コン クラウド型ソリューションサービス「都市型水害監視サービス」を開始

2016.07.25 16:05

 明電舎(東京都品川区)は、下水管内の状態をインターネットによってクラウドサーバーにつなげ、ゲリラ豪雨等による都市浸水対策に役立つIoTサービス「都市型水害監視サービス」を、日水コン(東京都新宿区)と共同で7月6日より展開する。
 「都市型水害監視サービス」は、自治体における防災上のソフト対策適用を目指したクラウド型ソリューションサービス。国土交通省のXRAIN(XバンドMP レーダネットワーク)から降雨情報を入手し、マンホールに取り付けたセンサーから下水道管内の水位情報を入手する。これらの情報をGIS(地理情報システム)と連携させリアルタイムに利用者に提供する。
 同サービスの特長は、下水道管内の水位といったこれまで管理が難しかった情報をIoT技術により可視化できたこと。クラウド上で情報を共有化することで防災情報の1元化が図れ、「防災プラットホームの構築」や「降雨・水位等の情報ストック」によって、防災支援の展開が従来と比較し迅速かつ柔軟に展開できる。
 今後は昨今増加傾向にある「都市型水害対策」として、同監視サービスの普及促進を図るだけではなく、センシング技術や電気機器メーカーとしてのIoT技術を応用し、風雨災害・土砂災害等の被害軽減にも取り組む計画である。

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