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共同カイテック 神奈川県内の森林再生活動を継続

2016.07.11 14:32

 共同カイテック(東京都渋谷区)は、平成23年から行っている「神奈川県の森林再生パートナー」の活動を継続し、引き続き支援することを発表した。
 共同カイテックでは、電力幹線システムや屋上緑化・壁面緑化などの製造・販売をはじめとする地球環境に優しい製品づくりを目指し、環境保全に積極的に取り組んでいる。神奈川県内においては、昭和36年に大和市内に工場を設立し、現在もこの工場が生産の重要拠点となっている。これらの理由から同社では神奈川県に生産拠点をもつ企業として、平成23年1月より神奈川県が行っている森林整備活動に賛同し、社会貢献の一つとして森林再生パートナー支援を行ってきた。
 「神奈川県の森林再生パートナー」制度は、県が行う森林整備への協力や森林所有者への直接支援を行うことで、森林のネーミングライツ権の授与や森林整備による標準CO2吸収量の算定と算定書の発行を行うというもの。共同カイテックが支援するのは神奈川県内の森林約10haで、この森林は「共同カイテックの森」と名付けられている。この5年間で「共同カイテックの森」が吸収したCO2の総量は247トンにのぼり、神奈川県からCO2吸収量の算定書が授与された。同社によれば、今後も森林再生パートナーの継続支援を決定し、9月には社員交流の場として、枝打ちなどの維持ボランティア活動も計画をしているとのこと。
 今回の継続支援に関して、今月5日に黒岩祐治神奈川県知事から感謝状が贈呈された。共同カイテックは今後も国内外を問わずに、地球環境保全を目指して活動を広げていく予定である。

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