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国際航業 太陽光発電&蓄電池効果診断サービスを開始

2016.06.20 17:02

電気料金プラン最適化サービス「エネがえる」に新機能
 日本アジアグループ(東京都千代田区)傘下の国際航業(東京都千代田区)は、昨年6月に開始した電気料金プラン最適化サービス「エネがえる」の新機能「太陽光&蓄電池効果診断サービス」を20日から提供する。
 一般家庭に太陽光パネルや蓄電池を設置した場合の効果を「余剰売電額」、「自家消費による電気代削減額」、「夜間充電・昼間放電による電気代差額」の他、「設置後の推定買電量における最適な電気料金プランに変更することによる電気代差額」の4つの項目で設置建物の消費電力量の実測値データをベースに金額で算定する。これにより「エネがえる」ではどのような条件下においても最適な電気料金プランを提案することが可能になるという。
 また、同サービスは政府目標として進められているZEH(Net Zero Energy House:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応。ZEHの推進には各家庭での創エネ、蓄エネを推進するための設備導入が不可欠であり、導入効果の見える化に貢献する算定のニーズはハウスメーカーやリフォーム会社、太陽光や蓄電池関連メーカーなどを中心に今後も高まると想定される。こうしたニーズに応えるべく、現状の電気料金プラン最適化サービス(ASPサービス)の他に計算システムのAPIサービスも行う。

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