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日本リージャス グローバルビジネス調査結果第7弾を発表

2016.02.29 16:56

 日本リージャス(東京都新宿区)は100カ国以上合計約4万4000人のビジネスマンを対象にオフィスやワークスタイルに関する調査を実施し、24日にその結果の第7弾を発表した。
 調査結果では共同ワークスペースを利用する理由として、「同じような考えを持つ社外のビジネスマンと知り合うことができる」が82%、「他の人と関わりを持つことができる」が80%となった。創造的な共同のワークスペースは起業時に役立つ一方、プライバシーと環境面においては改善の余地があることも明らかになった。固定オフィスと比較した場合、共同ワークスペースの方がコストパフォーマンスが高いと考える企業は79%にのぼることも判明。
 同社広報担当者は調査結果について、「企業はリモートワーク=在宅勤務と解釈しがちですが、在宅勤務はプロフェッショナルな印象をあまり与えない上に、孤立感につながることが多々あります。共同ワークスペースを利用すれば、同僚ではなくとも他者と隣り合わせで仕事ができ、孤立感を感じることはありません。これにより、極めて重要である顧客との関係が築くことができます。資金繰りに苦労する起業時だけでなく、より多くの合併企業が、コストパフォーマンスの高いソリューションとして共同ワークスペースに目を向けています。しかし、企業は、顧客との重要な打ち合わせにはきちんとした会議スペースが必要であり、プライバシーを守る必要がある点を理解しなければなりません。共同ワークスペースは多くの利点がある一方で、機密情報が含まれる仕事を行うことができるよう、よりプロフェッショナルなスペースとなる必要があります」とコメントしている。

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