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九州ハイテック 日々の清掃・メンテナンスを軽減させた次世代型フロア用コーティング剤

2016.01.18 14:29

 九州ハイテック(鹿児島県鹿児島市)が独自開発したフロア用コーティング剤「FINE COAT(ファインコート)」は、床のメンテナンスや日常清掃を簡素化する次世代型のフロア用コーティング剤として、流通大手イオングループや家具製造販売大手ニトリ等で採用が広がっている。
 従来の床のメンテナンスは、安価なワックス工法が一般的であった。が反面、短期間で塗膜が無くなり、定期的に剥離と塗布を繰り返す必要があるため、時間や労力もさることながら、有害な剥離廃液の処理も課題とされてきた。同社は、一連の問題解決を視野に研究を進め、ワックス代替商品として「ファインコート」を開発した。「ファインコート」は特許も取得済のセラミック系のコーティング剤で、一般的な床材表面に、薄いガラスの膜を形成するような工法だ。洗剤やアルコール他薬品にも侵されず、土足歩行の食品スーパーなどでも、半年から1年ぐらいは光沢と防汚効果を維持できる。常温硬化型なので、高額な機材の購入も不要。営業統括本部の八尋哲郎氏は「汚れが付きにくく落としやすくなるため、日常清掃が容易になるほか、リコートだけでなく光沢復元管理も可能なため、病院や公共スペースなどの歩行が緩やかな施設では、定期メンテナンスも簡素化できること請け合いです」と語っている。

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