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アオイネオン 実質的にCO2ゼロの看板を実現 カーボン・オフセット大賞「奨励賞」受賞

2015.12.14 14:48

 看板等の設計・制作・施工を一貫して行う一級建築事務所アオイネオン(静岡市駿河区)は「第5回カーボン・オフセット大賞」において「C・O・S(カーボン・オフセット・サイン)」の取り組みが評価されて「奨励賞」を受賞したと発表。11日に「東京ビッグサイト」で開催された「エコプロダクツ2015」にて表彰が行われた。 
 今回の「カーノン・オフセット大賞」には今年8月5日~10月9日までの期間に33件の募集があった。アオイネオンは平成22年~平成27年までの5年間で小型看板から大型ネオン塔まで電飾看板を対象にCO2排出権を付けて販売し、計1334トンのCO2をオフセットすることに成功。看板点灯時の消費電力に起因するCO2を算定し、全量オフセットすることでCO2ゼロの看板を実現する取組が評価された。「カーボン・オフセット大賞」とはカーボン・オフセットの意義と取組への理解を社会全体に広く浸透させることを目的とし「低炭素社会の実現に向けた優れた取組」を行う団体を表彰する事業。同社は看板の改良によって消費電力を大幅に削減すると共に最低限度の電力を起源とするCO2をカーボン・オフセットによって相殺し、理論上CO2排出ゼロの看板を実現。手間がかかるため企業が個別に導入することが困難だった排出量の算定、小口での排出権の購入や管理、第三者機関への認証取得を一括して自社で行うことでクライアントの負担を最小限に抑え、ブランディングを通じた環境貢献活動をサポートする。

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