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ダウ化工 鹿沼市へ太陽光発電型LED外灯および図書を寄贈

2015.09.28 17:05

 ダウ化工(東京都品川区)は平成17年より開始した栃木県鹿沼市への寄贈プログラムを今年も実施した。今月16日にダウ化工代表取締役社長の杉山隆博氏および鹿沼工場長の近藤安紀氏が鹿沼市役所を訪問し、佐藤信市長に寄贈目録を手渡した。  平成17年よりダウ化工は、鹿沼市役所を通じて地域貢献を目指した寄贈プログラムを開始した。同プログラムでは、太陽光発電型LED外灯および科学・化学関連図書の寄贈を実施している。ダウ化工による鹿沼市への寄贈は、地域の環境保護・安全強化および次世代による科学・化学への関心向上を目的としている。
 寄贈したものはにっこり幼稚園と市民情報センターに太陽光発電型LED外灯を合計3基、総額190万円相当を贈呈。鹿沼市立図書館に科学・化学関連図書を36冊、総額10万円相当を贈呈した。
 ダウ化工は、米国の石油化学品メーカー、ダウ・ケミカルの子会社であり、1972年より鹿沼市で「スタイロフォーム」住宅・ビル用断熱材の生産に従事している。ダウ化工は、生産活動に従事する世界各地でさまざまな地域貢献活動を行っている。
 これらの活動は「2015年持続可能性目標」の基本方針のひとつであり、地域社会繁栄への貢献を実践したもの。日本での活動は、自社工場所在地である地元地域の安全、環境保護および若い世代の科学への関心を高めることを目的に寄贈プログラムを続けている。10カ年自主目標の達成を目指す今年は、次の10年を見据えた「2025年持続可能性目標」が発表され、今後もさらに意欲的な社会貢献活動を実施していく計画だ。
 ダウ化工鹿沼工場長の近藤氏は「先週に発生した鬼怒川の水害では、鹿沼市も甚大な被害を受けました。被災された皆さまには心からのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたしております。ダウ化工『ダウ2025年持続可能性目標』を通じて、地域社会の発展において企業が担う役割をこれまで以上に意欲的に捉え、人々の生活の向上に向けた活動と事業の発展に取り組んでいきます。ダウ化工としても、微力ながら息の長い地域貢献に努めていくとともに、今後とも鹿沼市での安定的な生産活動を通じた地元経済の発展に尽くしていきたいと存じます」と述べている。

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