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東京都都市整備局 武蔵小金井駅南口の市街地再開発組合を設立

2015.08.31 10:35

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、武蔵小金井駅南口第2地区市街地再開発組合の設立を認可した。
 今回の組合設立認可により、民間の活力を生かし、建物の不燃化と土地の高度利用を図り、駅周辺における居住・商業・生活サービス・コミュニティ機能等を拡充することで、市の玄関口にふさわしい賑わいのある安全で快適な生活拠点を形成する。
 建物低層部に、商業施設や子育て支援施設等を整備し、生活利便性の向上による地域の活性化を図る。また、隣接するフェスティバルコートや周囲の道路と連続するように、広場や敷地内通路を整備することで、地区全体の回遊性の向上や賑わいの創出を図る。また、建物低層部を段丘状とし、デッキ部分に積極的な緑化を施すことで、国分寺崖線(はけ)をイメージした憩いの空間を創出する。
 災害時の一時避難スペースとなる広場を整備し、あわせて災害用のトイレ及び防災井戸を設置することで、地域の防災性の向上を図る。
 事業の名称は「小金井市本町六丁目、前原町三丁目各地内」となる。地区の面積は約1・8ha、施設規模としては延床面積約11万㎡、階数は地上27階地下3階塔屋1階、高さは約95mの予定。
 今後の予定として工事の着手は平成29年1月。建物の竣工は平成32年3月を予定している。

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