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三井不動産ビルマネジメント ビジネスソリューション事業推進部を設立

2015.08.24 16:06

新たなサービス創出による事業収益化を目指す
 三井不動産ビルマネジメント(東京都中央区)は昨年1年間の準備期間を経て、今年4月から新規事業部として「ビジネスソリューション事業推進部」を立ち上げた。先般、三井不動産が保有する首都圏主要ビルを中心としたオフィスビル18棟で実施された七夕イベント「都市に願いを~おもいを結ぶ七夕~(6月29日~7月7日)」を皮切りに、今後は各ビルで独自開催していたイベントの全体統括を行い、ビル単体だけでなくエリア単位での地域活性化を図っていく。さらに、これまで各ビルが独自に開催してきたイベントの個性を尊重しながらも、企画や発注等の業務を一元化することでイベントに「三井のオフィス」としての統一感をもたせることが狙いとなる。
 ビジネスソリューション事業推進部の森本圭介課長代理によると「今まではビルの運営管理を中心に事業展開をしてきましたが、『働きやすい環境』以外の付加価値が求められるようになり、今後は就労人口や労働者属性が急激に変化する可能性も高いです。三井不動産グループが掲げるスローガン『その先の、オフィスへ』を実現するために我々は既存の発想だけに留まらない、新しい価値や魅力を企画・創出する必要があります」と、新事業部の役割を説明する。
 また、ビジネスソリューション事業推進部は新たなサービスを創出し、事業収益化を実現するという役割も担っている。例えば空きスペースや、空室を活用した新たな商品やサービスを展開することにより「働く場」以外のビルの使い方を提供し、その対価を得るといったことも視野に入れている。
 「テナントとの密接な関係を築いてきた三井不動産ビルマネジメントのテナントリレーション力と、これまで実施してきたイベントやセミナーをうまくマッチングした形で新たなサービスを考えていきたい」(森本氏)としている。
 これまでテナントのCS向上のために提供していたサービスに、更に高付加価値を付けて「場の力を高めていく」(森本氏)ことで「三井のオフィス」のブランド強化を実践していくことがビジネスソリューション事業推進部の重要な任務となりそうだ。


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