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三菱地所レジデンス 「ザ・パークハビオ 横浜山手」竣工

2015.08.10 17:05

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は今月6日、同社が開発する神奈川県横浜市中区の賃貸マンション「ザ・パークハビオ 横浜山手」が先月31日に竣工したことを発表した。
 三菱地所(東京都千代田区)が平成16年に賃貸住宅事業を開始して以来、同社グループでは「PARK HABIO(パークハビオ)」ブランドにて都心好立地に良質な賃貸マンションを供給してきたが、今年4月に三菱地所レジデンスが賃貸住宅事業を承継し、ブランド名も「The Parkhabio(ザ・パークハビオ)」に改めた。前身のパークハビオブランドを含め52物件目となる同物件は、神奈川県内初の供給となる。同社はこのほかに横浜市内で2物件の賃貸マンションを開発中だ。
 「ザ・パークハビオ 横浜山手」はJR根岸線「石川町」駅から徒歩2分、横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街」駅からも徒歩12分と交通利便性の高い場所に立地。横浜・山手地区の落ち着いた住環境に位置し、横浜中華街をはじめとする魅力的なスポットへの拠点にもなる。敷地面積944・80m2、延床面積3840・03m2、RC造の地上7階建てで、総戸数は76戸。洋館をモチーフとしたクラシカルかつ重厚な外観デザイン、大階段を使用した贅沢な空間を演出するエントランス、高品質な設備仕様で横浜エリアでのアクティブな暮らしを志向する単身~DINKS(子供を作らない共働き夫婦の世帯)のニーズに応えると同社はしている。
 また、三菱地所グループにて分譲・管理する住宅の契約者ならびに入居者を対象とした会員組織「三菱地所のレジデンスクラブ」の会員対象を今年9月から「ザ・パークハビオ」等の賃貸マンション入居者にも拡大。賃貸居住者にも「三菱地所のレジデンスクラブ」の各種サービスを提供し、住まいの満足度向上・同グループのロイヤリティ向上を図るとともに、会員が新規に分譲住宅を購入する際の特典等も用意することで賃貸居住者の潜在的な住宅購入ニーズに対応していく。加えて、既存の会員に向けても「ザ・パークハビオ」等を賃貸契約する際の特典を用意し、さらなるバリューチェーンの拡大を図っていく。

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