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岩崎電気 新型LED高天井照明器具を販売開始 従来製品に比べて最大5割の軽量化

2015.07.13 17:58

 岩崎電気(東京都中央区)は、電源併置形の新型LED高天井照明器具「LEDioc HIGH―BAY α(レディオック ハイベイ アルファ)」30機種を今月から発売開始した。
 同製品は、水銀ランプ250Wからメタルハライドランプ1000WまでのHID高天井照明器具から置換え可能なLED照明器具だ。ワットバリエーションは5種類、配光パターンは中角配光と広角配光の2種類、光源色は昼白色(5000K)・白色(4000K)・電球色(2700K)の3タイプの「一般形」30機種をラインアップして販売する。
 高効率モジュールを採用し、固有エネルギー消費効率はシリーズ最大で140・2ルーメン/Wを実現。使用温度範囲は、体育館や倉庫・工場など夏季の高温環境にも対応できるようマイナス20度~40度(夏季の2~3カ月間に限り50度まで)と幅広く設計されている。LEDモジュール背面に「フォールディングフィン」を採用し軽量化。安定器併置形HID高天井照明器具と比較し、同社従来製品に比べて最大5割の軽量化を達成した。LEDモジュール寿命は、6万時間の長寿命でメンテナンス費用を削減できる。器具から発生するノイズも無線障害の原因となる各種機器からの不要電波(妨害波)の許容値に関する国際規格CISPR15(シスプル15)に対応している。PWM信号による調光機能を標準装備しており5~100%の照明制御が可能。公共施設用照明器具にも適合し、オプションとして様々な使用用途や設置場所に適合できるようにチェーン吊具、拡散パネル、全体ガード、前面ガードも用意されている。今月発売の「一般形」を皮切りに、防水・防じん・オイルミストなどの過酷な環境に対応する保護等級IP65「特殊環境形」や振動の多い場所やクレーンに使用可能な「耐振・耐衝撃形」のラインアップも予定している。

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