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キュラーズ　トランクルームの市場規模を調査

2015.07.13 10:00

500億円を突破し、2027年には1000億円市場へ
　トランクルーム事業国内大手のキュラーズ（東京都品川区）は８日、トランクルーム市場における市場規模と成長予測に関する調査結果を公表。統計を開始して以来、初の５００億円市場に達したことが判明した。
　キュラーズが毎年実施している調査「Ａｎｎｕａｌ　Ｓｕｐｐｌｙ　Ｓｕｒｖｅｙ」の試算では、屋内・屋外型含むトランクルーム市場全体の市場規模は毎年約１０％成長を続け、平成２０年には２８４億円だったものが昨年には統計史上初の５００億円台を突破。５２３億円まで拡大した。総店舗数は６７００店舗、ユニット（室）数は初の３０万を超え、３１万３０００室へと増加した。平成２０年当時は３５００店舗・１７万５０００室だったことから、わずか６年間で１・８倍に拡大したことになる。キュラーズによれが「仮にこのペースが続くと東京五輪が開催される２０２０年には７４０億円、２０２７年には１０００億円市場へと成長する可能性がある」とポテンシャルの高さに言及しており、近年は国内外から新たな投資領域として注目を集めているという。