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三井不動産 ニューヨーク・マンハッタンで賃貸住宅の開発に着手

2015.06.22 11:18

 三井不動産(東京都中央区)は、米国子会社「MitsuiFudosanAmerica,Inc.(三井不動産アメリカ)」を通じて、ニューヨークマンハッタンにおいて賃貸住宅の開発事業「(仮称)525ウエスト52ndストリート」(392戸)に参画することを決定し、今月10日に着工した。ニューヨークでは同じくマンハッタンで推進中の「(仮称)160マディソン開発計画」に次ぐ2物件目のプロジェクトで、同物件が加わることで三井不動産グループの米国国内での賃貸住宅開発プロジェクトは4物件となり、累計戸数は10000戸を超える予定である。
 「(仮称)525ウエスト52ndストリート」は、敷地面積約1100坪。地上22階地下1階建ての北棟、地上14階建ての南棟からなり、延床面積は約1万2500坪、総戸数は392戸。同物件があるクリントン地区は、ロックフェラーセンターやタイムズスクエアなどのニューヨークを象徴する施設が集積するミッドタウンエリアの西側の地区で、この5年ほどで高級な賃貸住宅と分譲住宅が増え、若年層に人気の高い住宅地としての成熟が進んでいる。同物件はミッドタウンエリアの高層オフィスの集積する中心地から約1kmと至近で、また90年代後半から現在にかけて親水公園が整備されたハドソン川まで1ブロック、近隣の公園から約100mと、生活環境豊かな場所である。ハドソン川と夕日を望むルーフトップテラス、建物形状を生かしたテラス付住戸などが同物件の特徴。金融関係のビジネスマンや弁護士、クリエーター、デザイナー等をメーンターゲットとしている。共同事業者である「TaconicInvestmentPartners」は、ニューヨークに本社を構え、コンバージョン案件を得意とする地元デベロッパー。同物件の竣工は2017年(平成29年)春を予定している。

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