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日本ファシリティマネジメント協会 JFMA新会長にイトーキの山田匡通会長

2015.06.22 11:27

 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA、東京都中央区)は17日「平成27年度第1回通常総会」を開催。「平成26年度事業報告及び決算報告」、「理事及び監事専任」の2議案が審議された他「平成27年度事業計画及び収支予算」について報告された。
 JFMAの池田芳樹専務理事は「事業報告及び決算報告」について冒頭「ファシリティマネジメントに関する資格認定、教育研修、表彰、調査研究、広報及び交流事業を実施し、徹底的なコスト削減に努力しながら業務を推進し、3年連続の決算収支黒字化を達成した」と説明。「特に政府の閣議決定に基づく『インフラ長寿命化基本計画』、『公共施設等総合管理計画』、『国土強靭化基本計画』等、FMに関連する社会推進に関し、政府及び地方公共団体からFM専門家集団としてのJFMAに対して助言や協力が求められる頻度が高くなるなど、協会の社会的プレゼンスが高まっていることが実感できる年度であった」(池田専務理事)とした。
 「理事及び監事専任」については坂本春生会長が退任し、新会長にはイトーキの山田匡通会長が就任する。坂本会長は「5年前に会長になり、FMが必ずや日本の経済・社会に有用な役割を占め、その普及がどれだけ大切かということを認識し、大変なミッションとパッションを感じました。その結果、2年目に『ステージアッププラン』を3年計画で策定し、大枠で達成しました。以後、新しい態勢でJFMAは発展していくと実感しています」と挨拶した。

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