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ウシオライティング 従来の白熱電球と使用感そのままの高照度・低消費電力LEDライト

2015.06.15 12:35

 ウシオライティング(東京都中央区)は、小型電球代替LEDランプ「LEDキャンドルライト『Kirabi(煌火/きらび)』」を、12日から販売開始した。「Kirabi」は、一般照明、商業施設、店舗証明などで使用される発熱電球のリプレイス、照明のLED化に適したもので、均等でムラが少ない光の広がりを実現するだけでなく、省エネ、環境負荷低減に貢献する。
 「Kirabi」は、一般照明、商業施設のエントランスや通路、店舗の高天井部分に設置されたシャンデリア、ブラケットなどに適した、明るく、均等かつ広範囲に光を放つLED電球だ。市場から求められている、「既存の白熱電球が放つ光と同等のイメージ」、「高照度・低消費電力化」を追求した。特に、光のイメージについては、「光を変えない」ために、製品にとって最適なLEDチップの選定、LEDモジュールの配置にフォーカスし、シミュレーションを重ねたことで、下方向にも光が拡がる全方位に近い、均等な配光を実現させた。その結果空間全体のイメージはそのままに、白熱電球からの置き換えを可能にする。また、サイズも従来の白熱電球に近づけた、コンパクト形状に仕上げられている。
 「Kirabi」には「電球色(2700K)」と、ホテルや飲食店、テーマパークなどのアミューズメント施設、格調高い空間の演出を意識した「赤系電球色(2200K)」の2品種があり、明るさはそれぞれ、一般的な小型電球25形に相当する全光束320ルーメン、一般照明用電球20形に相当する全光束210ルーメンを実現させている。加えて、LEDならではのキラメキが、照明の質感を際立たせる。また、消費電力を3・6Wに抑えたことで、コストパフォーマンス面でも優れたものとなっている。
 なお、今後はユーザーのニーズをリサーチしながら、調光対応製品の開発を検討、「kirabi」のラインアップ拡充を目指すとともに、白熱電球のフィラメント形状を忠実に再現させた、従来製品であるLEDフィラメント電球「Let(レット)」と併せ、新たなアプリケーション提案を行っていく。

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