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<福島>大和ハウス工業 環境・防災配慮型次世代オフィス竣工

2015.06.01 14:51

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、平成26年9月より、福島県郡山市並木町において、環境・防災配慮型次世代オフィス「大和ハウス福島ビル」の建設を進めてきたが、今月22日に竣工した。なお、「大和ハウス福島ビル」は福島県内では最大のCO2削減率オフィスとなる。
 同社は、法人の顧客向けの建築物について、平成32年までに環境負荷「0(ゼロ)」(運用時の排出量ゼロ)を目指す「Smart―Eco Project(スマートエコプロジェクト)」をスタートさせ、CO2排出量を最大約50%削減可能な環境配慮型のオフィス「D's SMART OFFICE(ディーズスマートオフィス)」を平成23年7月より販売し、好評を得ている。
 このたび、環境・防災配慮型次世代オフィス「大和ハウス福島ビル」の運用を開始することとした。
 同ビルは、経済産業省が実施した平成26年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業」に採択された建築物だ。屋上には38・8kwの太陽光発電システムを設置。ピークカット、防災配慮の面で15kWhのリチウムイオン蓄電池を導入した他、空調負荷を低減する「パッシブエアフローウィンドウ」や「自動制御換気塔」など、自然の力を活用する独自の環境配慮技術を導入している。今回採用した環境配慮技術を、次世代オフィスの開発に活用していくとともに、同事務所をショールームとしても活用していく。

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