週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

<埼玉>シーアールイー さいたま市でマルチテナント型物流施設開発に着手

2015.05.18 10:27

 シーアールイー(東京都港区)は、先月さいたま市緑区において物流施設開発用地を取得し、マルチテナント型物流施設「ロジスクエア浦和美園」の開発に着手した。平成29年3月下旬の竣工を目指している。
 「ロジスクエア浦和美園」の開発予定地は、東北道「浦和」ICより約700mに位置し、首都高速川口線、東京外環道へのアクセスも良好で、都心部を見据えた関東エリア全域をカバーする戦略的拠点として非常に優れた立地。また、東京メトロ南北線の相互乗り入れを行う埼玉高速鉄道「浦和美園」駅より徒歩10分に位置しており、周辺地域ではUR都市機構(横浜市中区)が事業主になって大規模な複合型まちづくりが推進されている。職住近接による労働力の確保という観点でも高い優位性が見込める。
 「ロジスクエア浦和美園」は、約2万4000㎡の敷地に地上4階建て・計画延床面積約5万2000㎡の大型物流施設として開発する予定である。平成28年3月上旬に着工する計画だ。
 施設のマスタープランとしては、ワンフロアが約3800坪、3階部分への大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階と3階に備えるというマルチテナント型施設だ。倉庫部分の基本スペックとして、床荷重1・5t/㎡、有効天井高は各階6m(2階車路のぞく)、照明照度は300ルクスを予定している。
 また、入居テナントのBCP対策へのサポートに加えて、環境や省エネルギーに配慮した施設計画によって、CASBEE埼玉県Aランク認証の取得を予定している。

PAGE TOPへ