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パナホーム 都市部の土地活用の選択肢を広げる店舗・事務所併用住宅 モデルハウスも開設

2015.05.04 13:17

 パナホーム(大阪府豊中市)は先月25日、重量鉄骨ラーメン構造の都市型住宅「Vieuno(ビューノ)」シリーズより、柱・梁などの架構体を強化し、店舗や事務所などのテナント用途に適した間取りや天井高を実現する「Vieuno PRO(ビューノ・プロ)」の販売を開始した。
 同社は昭和52年に店舗併用型3階建住宅を発売して以降、ビル建築の構造・機能を住宅に応用展開した都市型住宅として平成23年に「Vieuno」を発売。翌年には工業化住宅初の7階建住宅を発売するなど、都市部の限られた敷地を有効活用できる多層階住宅市場を開拓してきた。3階建以上の多層階住宅の販売実績は、今年3月末時点で1万6000棟に達した。そして多層階住宅における店舗・事務所併用住宅の需要増加に対応すべく、「Viueno PRO」を発売し、初年度は150棟の受注を目指す。  
 柱・梁の架構体バリエーションを増やすことにより、プラン対応力をさらに強化。最大で9m(従来8・1m)のワイドスパン(柱とばし幅)を対応可能にし、広い店舗スペースや、車を3台並列駐車しても余裕のあるガレージを設けることができる。また、オーバーハング(柱なし張り出し)寸法も最大3m(従来2・7m)まで対応可能となり、オーバーハング下を店舗併設の広いオープンテラスとして利用したり、ガレージと自転車置場を併設することも可能だ。
 発売同日に、同製品を採用した日本初の6階建モデルハウスを新宿展示場(東京都新宿区)にオープンする。

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