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新日鉄興和不動産 本社ビル含む8棟でCASBEE追加取得 合計10棟に

2015.03.16 10:17

環境不動産化を加速
 新日鉄興和不動産(東京都港区)は6日、自社保有・管理物件である「興和住生築地ビル」、「興和一橋ビル」、「興和飯田橋ビル」、「第29興和ビル(別館含む)」、「興和西麻布ビル」、「新日鉄興和不動産本社ビル」、「興和飯田橋ビル」、「興和二番町ビル」に関して、建築環境・省エネルギー機構(東京都千代田区)が推進する「CASBEE不動産評価認証制度」において、Sランク2件、Aランク6件の認証を取得したことを発表した。
 「CASBEE不動産評価認証制度」とは既存のオフィスビルを対象に、環境性能が高く、良好にマネジメントされている環境価値の高い不動産を適正に認識・評価することを目的に創設された制度。評価項目は国際的な環境評価である「LEED」等の世界共通指標を考慮した内容となっている。
 今回評価を実施した8物件において、環境性能評価項目である「エネルギー・温暖化ガス」、「水」、「資源利用/安全」、「生物多様性/敷地」、「屋内環境」の5項目について一定の水準以上の評価を受け、全評価物件がAランク以上の認証を取得した。平成25年に「品川インターシティ」と「名古屋インターシティ」ですでにSランクを取得しており、今回の認証によって同社のCASBEE取得数は合計10件(Sランク4件、Aランク6件)となった。

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