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日本ロジスティクスファンド投資法人 八千代に物流センター再開発事業が完了

2015.12.22 17:47

 日本ロジスティクスファンド投資法人(東京都千代田区)は15日、八千代物流センター再開発事業の引き渡しを受け、同事業が完了したと発表した。同物件は大規模マルチテナント型物流施設で、4階を除く各階に直接アクセス可能なランプウェイ及び垂直荷役設備を併設することで貨物の効率的な入出庫や庫内移動、保管が可能となっており、幅広い業種のテナントニーズに対応できる高機能なスペックを備えている。災害の発生時にも物流拠点としての機能を維持できる構造だ。
 同物件の所在する八千代エリアは千葉県を中心とした地域配送に加えて首都圏全域への広域配送拠点としてのニーズも期待できる。同物件は首都圏の主要環状線である国道16号線まで約2km、東関東自動車道の千葉北インターチェンジまでの約8kmの位置にあり、東京都心方面へのアクセスが良好だ。また、近傍の新興住宅地からの労働力確保が容易である一方、上高野工業団地に所在することから24時間操業が可能であり、昨今の物流業務に適した立地条件を兼ね備えている。
 テナントは1階にTOTO(北九州市小倉区)が入居、期間7年の定期建物賃貸借契約を締結している。2階から4階については日立物流(東京都江東区)と期間10年の定期建物賃貸借契約を締結している。

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