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ノザワ 意匠性を際立たせるルーバー取付工法

2015.12.08 12:54

 ノザワ(神戸市中央区)は3日、押出成形セメント板「アスロック」の仕上げ部材の専用取付工法「レールファスナー工法」を応用し、ルーバーを取り付ける仕様を追加すると発表した。
 これまで同工法のアスロックは下地壁としての役割だけで見た目には隠れていたが、今回発売する「ルーバー仕様」は仕上げ材のルーバー間からアスロックが垣間見え、壁面のなめらかさや重厚感が意匠性を一層際立たせ、これまでにない壁面デザインを構成する。
 「アスロッククレールファスナー工法」は、アスロックを下地壁として水平方向にファスナーを設置し、石材やアルミスパンドレル等の仕上げ材を取り付ける専用工法。仕上げ材の割付に拘束されることなく壁面を構成できる特徴があり、大地震を想定した実大試験でもアスロック・仕上げ材共に破損・脱落がないことが検証されている。販売から11年が経過し、安全性が高く評価され、オフィスビルやホテル、学校等、多種多様な用途の建物に採用されている。

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