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岩崎電気 高出力型LED投光器を発売

2014.10.27 13:55

 岩崎電気(東京都中央区)は、メタルハライドランプ2000W用投光器と同等の明るさを達成した高出力形LED投光器「LEDioc FLOOD DUELL(レディオック フラッド デュエル)(TM)」計6品種をラインアップに追加し11月より発売する。
 「LEDioc FLOOD DUELL(TM)」は、屋外スポーツ施設などで多く使用されている従来形HID投光器と同等の明るさと配光特性のLED投光器シリーズとして、去年9月にメタルハライドランプ1000W及び1500W用投光器相当品を発売している。
 今回さらなる高出力化並びに小型化を実現し、同2000W用投光器相当クラスをシリーズの最上位機種としてラインアップし。これにより、高い照度が求められる野球場やサッカー場・陸上競技場などの大型スポーツ施設のLED化を同等の設置台数で実現し、大幅な節電と省メンテナンスに貢献する。
 「LEDioc FLOOD DUELL(TM)」は、高出力LEDのCOBパッケージと反射鏡、前面レンズを組み合わせた配光制御技術と熱制御技術を駆使し、出力特性を最大限に引出すことに成功し、定格光束11万ルーメンを達成。また、投光器本体を新たに開発。当社メタルハライドランプ2000W用投光器最小型と同寸法(Φ461mm)の前面径を実現した。専用電源を別置形にすることで、投光器本体の質量を18kgに軽量化。設置工事の負担を軽減し、専用電源を照明柱下部へ設置することで、照明柱への負荷の軽減並びにメンテナンス性を向上させる。既設の取付架台にそのまま取り付けられるため、取付架台の改修コストを抑えることが可能。またメタルハライドランプ2000W用投光器と同等の明るさを約半分の消費電力1120W(200V入力時定格値)で実現。さらに、省エネ効果を高める「初期照度補正機能」を搭載している。LEDは長寿命・高効率の光源だが、メタルハライドランプと同様に点灯時間により明るさが低下していく。照明設計を行う際は、寿命末期の明るさを考慮し設計しているため、設置初期では設計照度以上の明るさとなり、余分な電力を費やしている。「初期照度補正機能」は、寿命末期まで一定の明るさを保ち、設置初期からの余分な明るさと消費電力を抑制する機能。電力会社との契約を見直すことで大幅な電力料金の低減が期待できる。また、瞬時点灯・瞬時再始動の特性により、こまめな電源管理が可能になり、運用面での消費電力低減も期待できる。
 ラインアップは、ハイビジョン撮影に対応する平均演色評価数Ra80の「高演色形」、より高い省エネ効果を実現可能な「高効率形」の2種類に、それぞれ3種類「中角」・「広角」・「超広角」の配光タイプを取り揃えた合計6機種。LED化によるさまざまな目的や用途に応じて選択できる。

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