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シャープ 電力需要に合わせたエネルギーマネジメント

2014.10.13 10:19

 シャープ(大阪市阿倍野区)は3日、同社米国販売子会社のSharp Electronics Corporation(米国ニュージャージー州)が蓄電池を利用したエネルギーマネジメントシステムをカリフォルニア州で今年7月に発売し、今月7日から国内で開催される「CEATEC JAPAN 2014」に出展すると発表した。
 同システムは米国のシャープアメリカ研究所で開発、ビルなどの商業施設向けに発売。過去の電力使用実績などから消費電力の変動を予測し、電力需要の上昇に合わせて蓄電池に充電した電力を放電することにより、需要電力のピークを下げる。これにより一定期間内の最大需要電力に応じてデマンド料金制度を採用している商業施設などにおいて、電気料金の削減が期待できるほか、システム設置後は10年間の運転管理やメンテナンスサービス、システム性能保証も提供する予定だ。

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