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LIXIL 樹脂窓で業界一スリムなフレームにより、高い採光性と意匠性も両立

2014.09.01 17:04

 LIXIL(東京都千代田区)は先月27日、高い断熱性能(熱貫流率)を実現した高性能樹脂窓「エルスターX」を開発し、来年1月1日から販売を開始すると発表した。  同製品は、国が2030年までに新築住宅の平均を「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」とすることを見据えて開発した次世代の高性能樹脂窓。スタンダードクラスの窓「サーモス」の断熱性能を向上させ、フレームを細くし、ガラス面積を最大化するという設計コンセプトのもと、新構造の樹脂フレームにトリプルガラスを搭載し、世界トップクラス・国内最高の断熱性能を実現した。
 新構造の樹脂フレームは、樹脂窓かつスリムなフレームを実現したことでガラス面積を従来に比べ約10%拡大。また、フレームの見込み寸法を81mmと従来に比べ約1・8倍大きくすることで、断熱性と強度を両立した。さらに、フレームの中空層(ホロー)を多層化することで高い断熱性能を実現。柱に掛かる寸法を「サーモス」と共通の36mmまで拡大したことで窓の重量を躯体に乗せることで安定感を得た。またトリプルガラスには「特殊薄板ガラス」を採用し、高い断熱性をはじめ、従来のLow―E複層ガラスと遜色ない重量を実現。躯体への負担軽減に加え、窓の開閉もしやすくなり、流通店・工務店にとっても軽量化により荷扱いがしやすくなっている。

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