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都市再生機構九州支社、ほか　九州エリア初　城野団地リノベーションプロジェクト始動　

2014.08.18 12:08

　都市再生機構（ＵＲ）九州支社は、ＯｐｅｎＡ、らいおん建築事務所、北九州家守舎の３社共同体と連携し、城野団地（北九州市小倉北区）において「団地の新しいカタチ」を提案するプロジェクトを開始すると発表した。
　九州初のＵＲと民間事業者のコラボレーションによる「住戸リノベーション」を北九州・城野団地において行う。築５０年を超える城野団地には、庭付きのテラスハウスや階段室型住棟など、昭和当時の住環境が残っている。
　今回のプロジェクトでは、既存の間取りを最大限に生かしながら、ルームシェアや土間、広々としたワンルームなどといった多様なプランを生みだした。空間デザインに工夫を凝らすことで、合理的な居住スペースの使い方や現代の生活スタイルに合致した暮らし方を提案する、団地リノベーションの新しいスタンダードを誕生させた。
　今回連携を行った３社は、団地リノベーションの先駆けとなった観月橋団地（京都市伏見区）をはじめ団地再生を数多く手掛けてきたＯｐｅｎＡ、メルカート三番街など小倉魚町商店街の再生に関わるらいおん建築事務所、そしてリノベーションスクールの運営企画で全国から注目を集める北九州家守舎と、多彩な実績を誇る顔ぶれが集まった。
　また、地元・小倉在住のモビール作家・よしいいくえさんを起用して入居促進プロモーションを展開する。城野団地の暮らしをつづるブログ「よしいさんの、毎日」では、よしいさんが城野団地に住みながら団地のリアルな日常や魅力を発信する。