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三菱地所 ロス郊外に巨大ショッピングモールがオープン

2014.08.18 12:33

 三菱地所(東京都千代田区)の米国子会社であるロックフェラーグループ・インターナショナル社が、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のレベックにおいて開発を進めてきたアウトレットモール「テホン・アウトレット」を7日(現地時間)にオープンした。
 所在地は米国西海岸を南北に貫く主要高速道路である「インターステート5号線」と、カリフォルニア州を南北に走る「ステートルート99号線」の交差するインターセクションに隣接しており、全米第2位の人口を誇るロサンゼルス中心部から車で約2時間の距離に位置している。米国におけるアウトレットモールは80年代後半に新しい流通業態として誕生し、全米における店舗数は現在200を超える。今回オープンした「テホン・アウトレット」同様、アウトレットモールの多くが有名観光地に隣接するか、観光周遊ルート上に立地しており、市場規模は200億ドルに及ぶといわれている。
 「テホン・アウトレット」は地元デベロッパーとの共同開発事業で、敷地面積は約16万㎡、総店舗面積は約3万㎡、店舗数は73店舗(第一期)からなるアウトレットモール。ロックフェラーグループ社として初の商業施設開発となる。施設は周辺の広大な自然環境との調和を図るべく、外壁材を茶系色で統一することに加え、噴水や屋外暖炉を設けることによる高級感を演出している。また、充実した多様な物販店舗に加えて飲食機能も充実し、ファミリーやカップルがレジャー感覚で楽しめるショッピング環境が提供される。同社の発表によれば、年間の来客者数は1000万人を見込んでいるという。

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