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西武鉄道 「所沢駅東口駅ビルの計画基本方針」決定

2014.08.11 13:35

 西武鉄道(埼玉県所沢市)が保有する「所沢」駅周辺エリアの社有地における「所沢エリア開発全体の基本方針」ならびに「所沢駅東口駅ビルの計画基本方針」を決定した。
 同社グループは「西武グループ長期戦略」ならびに「西武グループ中期事業計画」(平成24年2月27日発表)に掲げているように、不動産事業を「企業価値向上の鍵」と位置付けグループ保有資産の有効活用により、潜在的な収益力を顕在化させることで、グループ企業価値の向上を目指している。西武グループ長期戦略において、所沢エリアは不動産事業では「沿線の中心衛星都市(重要な交通結節点)である所沢を中心に、住環境の魅力向上・周辺地域の利便性を高めるエリア」、都市交通・沿線事業では「西武線のイメージ向上の原動力として働きたい街・住みたい街・訪れたい街が両立するエリア」をその目指す姿として位置付けている。今回決定した「所沢エリア開発全体の基本方針」は、トータルコンセプトを「通過する街から働きたい、住みたい、訪れたい街へ、そして選ばれる沿線へ」とし沿線人口や鉄道利用者を増やすことで目指すべき姿を具現化させていく。東口エリアについては、駅の利用者や近隣住民にとって利便性が高い「コミュニティ型の商業施設を中心とした駅ビルの開発」を、西口エリアには、同社の社有地において「広域集客型の商業を核とした大規模開発」を行うこととし、東口・西口ともに商業施設を核とした開発を推進していく。また、「所沢駅東口駅ビルの計画基本方針」については、東口社有地において現在の「所沢」駅と接続した商業施設を計画することとした。さらに街の将来像を見据え、利用しやすい駅となるよう、線路上空を含めた駅南側の開発も検討していく。

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