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三井不動産 「エキスポランド」跡地に大型複合施設開発へ

2014.07.28 16:44

 三井不動産(東京都中央区)は今月17日、大阪府吹田市で大型複合施設「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」に着工したことを発表した。 同施設はエンターテインメントとショッピングを融合させたこれまでにない大型複合施設で、大阪の新たなランドマークを目指すとしている。延床面積約22万3000㎡、うち店舗面積約8万8000㎡の規模に約300店のエンターテインメント施設および店舗を誘致する予定。
 エンターテインメント施設については、水族館などを運営する海遊館(大阪市港区)が手掛ける新しいタイプの水族館の開業が決定したほか、日本最大級の観覧車、エンターテインメント空間のなかで英語を学べる日本初の「エデュメント施設」、人気キャラクターをテーマにした体験型の施設、大自然を五感で体感する映像施設や日本最大級の超大型スクリーンを備えた最新鋭のシネマコンプレックスなどを誘致する計画だ。
 ショッピングゾーンに関しては話題性の高いファッションや雑貨のほか、世界各国の食や地元大阪の食など日本初出店や関西初出店の店舗を多数取り揃える予定である。幅広い年代の人が同施設で楽しく快適に過ごせるような時間消費型の施設を目指す。
 「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」は、昭和45年にアジアで初めてとなる万国博覧会が開催され、その後も長きにわたり関西の人々に親しまれてきた万博記念公園内の「エキスポランド」跡地に誕生する。同跡地は大阪モノレール「万博記念公園」駅前に位置し、中国自動車道「中国吹田IC」や大阪府道2号大阪中央環状線といった主要幹線道路にも近接し、広域集客のアクセスにも優れた立地である。なお開業は平成27年秋を予定している。

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