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長谷工コーポレーション 八尾市で初の円滑化法を適用した建替え

2014.07.28 16:42

 今月18日、長谷工コーポレーション(東京都港区)が大阪府八尾市の「山本団地北2号棟」の建替え工事に着手したと発表した。いわゆるマンション建替え円滑化法を活用した建替え事業としては大阪府下で5件目、八尾市では初で、長谷工コーポレーションとしては28物件目の建替えとなる。
 建替えはUR都市機構(横浜市中区)の協力を得て隣接地を取得し、敷地を拡大して行われるもの。近鉄大阪線「河内山本」駅から徒歩4分。旧日本住宅公団(現UR)により整備された「山本団地・北ブロック」内に立地する。
 北ブロックに立つ6棟のうち唯一分譲された区分所有の建物で、総戸数は24戸、区分所有者数は17名。昭和31年に建設され、老朽化や耐震化の必要性、居住者の高齢化などの問題をかかえていた。平成17年から建替えの検討が行われ、平成25年に建替えの決議が行われ、全員同意で建替えが可決された。
 建替え後の建物は敷地面積2225・58㎡、延床面積4439・81㎡の地上10階建て。竣工は平成26年秋を予定している。

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