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東京都 都有建築物の省エネ化・再生可能エネルギー利用を推進

2014.07.07 11:38

 東京都は6月30日、都有建築物の一層の省エネ化に加え、再生可能エネルギーの利用を推進して更なる環境負荷の低減を図ることを発表した。
 東京都は世界で最も環境負荷の少ない都市東京の実現に向けた都自らの率先行動の一つとして都有建築物の改築等に「省エネ・再エネ東京仕様(平成23年策定)」を適用し、東京都建築物環境計画書制度の省エネ評価および再エネ評価等において最高評価を目指して施設の整備を進めている。近年の建築分野における環境技術の進展を踏まえた実証建築における検証結果等を踏まえ、現行仕様を改正して、都有建築物の一層の省エネ化と多様な再生可能エネルギーの利用促進を図る。
 新たな省エネ技術の導入については、LED照明の大幅な導入拡大、一層の高効率な電気設備の採用等による都有建築物の省エネを予定。また多様な再生可能エネルギーの利用推進については、太陽光発電設備に加え、太陽熱、自然の風、地中熱などの再生可能エネルギーを諒する設備の導入を推進するとしている。
 改正の効果としては、庁舎モデル3000㎡におけるエネルギー消費量として都内事務所ビルとの比較で約6割削減が可能となる。

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