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住友林業 業務効率化と生産性向上させるオフィスを展開

2014.06.23 14:40

 住友林業(東京都千代田区)は、今期より住宅事業本部の支店における「働き方」の変革を視野に、業務効率化と生産性向上の両方を実現する新しいオフィスを展開すると発表。
 この取り組みは、昨年10月にトライアルとしてフリーアドレスとペーパーストックレスを導入した池袋支店において、約8割の社員が働き方の変革を意識できたというアンケート結果を受け、一定の効果を認め決定した。今後、移転やレイアウト変更を行う予定のある支店に順次展開していく。
 4月10日に開設した今期第一弾となる東京東支店(東京都江東区)では、池袋支店の成果を反映し、日中オフィスにいることの少ない営業や現場監理担当の社員の席をフリーアドレスにすることで、支店内の異なる部署間のコミュニケーションをとりやすくすると共に、作業スペースとして有効活用。職種別のオフィス利用時間を考慮したレイアウトで、一人あたりのスペースにおいては当社事業所の全国平均に比べ、約4割の削減につながり省スペースを実現するとともに、事業所としての快適性も担保した。また、誰がどこに座っているかわかりづらいという、池袋支店で洗い出されたフリーアドレスならではの課題を改善し、社員のデスクは各管理職から見渡せるような配置とすることで、さらなるコミュニケーションの強化を図っている。
 その他にも社員が個々に所有していた顧客情報を一元管理するなど、保存が必要な資料をデータとしてサーバーに保管することで、紙の保管場所の省スペース化と保存資料の検索性向上を実現する。情報の共有化による業務スピードの向上は、業務の効率化とより迅速な対応に繋がる。
 今後も、社員の働き方の変革を軸とした業務の効率化などの施策を通じ、利用者満足の向上に努めていく。

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