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大林組 低炭素型コンクリート適用

2014.06.09 17:39

 大林組(東京都港区)は、高炉スラグ微粉末などを用い、通常のコンクリートに比べCO2排出量を大幅に削減できる低炭素型のコンクリート「クリーンクリート」を、グランドプリンスホテル赤坂跡地の開発計画(紀尾井町プロジェクト)の「住宅棟」に適用した。
 同プロジェクトは東京都の指定有形文化財である旧グランドプリンスホテル赤坂旧館を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設からなるオフィス・ホテル棟と賃貸住宅である住宅棟を建設する大規模開発工事となっている。
 環境配慮の観点から、同社のコンクリートが住宅棟の基礎に採用されるに至った。同社は、大規模開発工事における初適用事例となることに加え、従来の同社施設や民間施設などへの適用事例を上回る約6000立方メートルの数量を使用する。環境、防災、施設スペックの充実を図り、長期的に利用することができる魅力溢れる施設の整備を進めていく。

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